毛穴の黒ずみ、特に頬や小鼻まわりの黒ずみは、ひと目に付くだけに誰でも気になってしまうものです。しっかり自分自身の症状を自覚して毛穴ケアに励んでいる人も、毛穴の黒ずみ、その原因には個人差があり、思ったほどケアの効果があがっていないケースも多いようです。
毛穴の黒ずみが非常に目立ってしまうケースでは「洗顔のやり方」に問題があったり、生活習慣の乱れ、日々のストレス、その結果として引き起こされるホルモンバランスの変調なども関係している事もあります。その事をよく頭において毛穴黒ずみの解消に励みましょう。
「正しい洗顔方法」
「規則正しい生活を心がける」
「ストレスを溜め込まない工夫」
「食事に気を使う」
などが毛穴の黒ずみケアについての基本的な対策と言っていいと思います。
毛穴の黒ずみは一度出来てしまえば、それを除去するには、それ相応の努力が必要になってしまうものですから、一番の毛穴黒ずみ対策は、「それを作らない予防にある」ともいえるかもしれません。
毛穴の黒ずみケアに取組む前に、その「黒ずみ」と言うものが、どういったプロセスで形成されてしまうのかを良く知っておく事も、ケースバイケースの対策が必要になる場合も多い毛穴の黒ずみケアですから、有意義かもしれません。
なかなか解消できないガンコな毛穴の黒ずみに対して、どう対策するのかを判断する基準として、それが重要なヒントになる事もあります。
ここでポイントとなるのが「皮脂」と「毛穴の開き」という2つの要素です。詳しくは「毛穴の黒ずみ、原因はいろいろ」の項に譲りますが、黒く気になるブツブツは元々は私達の皮膚を保護するための防御機能と密接な関係があるのです。
顔の気になる毛穴の黒ずみの場合、特に鼻や小鼻を中心にした「T字ゾーン」に、目立つ事がほとんどなのも、上記の理屈から説明する事ができます。
毛穴の黒ずみはとにかく、一度できてしまうとそれを納得するレベルまで解消するのはとても厄介なものです。日々のスキンケアを上手に行う事が欠かせないポイントである事は言うまでもありません。
ケアを怠ってしまったお肌は張りや弾力を失って、もし、あなたが10代であっても僅かな「たるみ」を生じさせます。たるんだお肌は毛穴が開いた状態になり易く、とても無防備です。
その状態では汚れも付着しやすく、それが毛穴に詰まった場合、その黒ずみは開いた毛穴、つまり面積の大きな毛穴に形成される為に人目にも目立ってしまうのです。
たるみは言うまでもありませんが10代よりも20代、20代よりも30代といった感じで年齢を重ねると共に加速度的に起りやすくなります。就寝前にフェイスマッサージを行ったり、コラーゲンを多く含んだ食材を積極的に摂取するよう心掛けるのも、毛穴の黒ずみケアのひとつの対策として有効である事を覚えておいて下さい。
毛穴の黒ずみと皮脂の関係に注目すると、やはり、若い人は新陳代謝が活発な分だけ皮脂の分泌量が多くなりがちです。
そんな人はまずいないと思いますが、洗顔もせずに就寝してしまったり、疲れて帰宅したからといってお化粧を落とさずに次の朝を迎えてしまったりすれば、お肌へのダメージは計りしれません。
毛穴の黒ずみリスクが高まるのは、もちろんの事、今はまったく黒ずみケアの心配が無い人でも、そういった間違った生活習慣を見直さなければ、将来的に毛穴の黒ずみに悩まされるようになる可能性は否定できません。
また、皮脂の分泌量を増加させる原因として「肉中心の食生活」が挙げられます。肉といっても「ささみ」などのヘルシーなものなら問題ありませんが、気を付けて欲しいのは動物性脂肪です。動物性脂肪を多く摂取すると男性ホルモンが刺激され皮脂が過剰に分泌されてしまうと考えられています。
ですから、肉料理ではなくても油をたくさん使っているような料理もいいとは言えませんね。また、「男性ホルモン」だからといって女性に関係ない事はまったくなく、毛穴の黒ずみを解消したいと考えている全ての人に当てはまる事なので勘違いしないようにして下さい。
ただ、毛穴の黒ずみケアの一環とは言え、食事の好みというのは日々の生活の中で習慣化されていますから一朝一夕に変えるというのは難しいと思います。 また、そういった食事制限からストレスを蓄積するような事にでもなれば、身体の代謝機能を低下させ新たな毛穴の黒ずみ要素を作ってしまわないとも限りません。 食習慣を変えていくには、その制限を極端にせず、ある程度長い期間を掛けて、他の毛穴の黒ずみ対策とも平行する形で計画的に行って下さい。
毛穴の黒ずみ解消の意外な敵?!
ここまでは、毛穴の黒ずみ解消と皮脂の関係について書きましたが、これとはまったく違う要因によって引き起こされる毛穴の黒ずみがあります。それは「メラニン」に起因する毛穴の黒ずみです。
メラニン型の毛穴の黒ずみ解消を考える時、それは皮脂型の毛穴の黒ずみとは形成過程がまったく異なる事を考慮しなければなりません。
どうしたら黒ずみを作らずに済むか、注意しなければならない点、ケアや対策も変わってきます。
メラニン型の場合、その解消は「しみ」「そばかす」対策に共通しています。メラニンの産生は日光を受ける事による紫外線の影響と密接な関係があります。ですから、夏に限らす、紫外線が多いと感られる際のお出かけでは日焼け止めのクリームなどで、お肌をしっかりとケアし、また帽子や日傘を使用するのも有効な紫外線対策になり、結果として毛穴の黒ずみを解消・予防する事に繋がります。
同時にメラニン型の毛穴の黒ずみ解消法として身体の中からも対策をしましょう。お肌に蓄積されたメラニンは角質と共に除去するのが有効とされています。簡単に言えば毛穴の黒ずみを除去する為に新しくお肌を再生してあげる作業が必要になります。 この過程において必要になるのがビタミンAやビタミンB群の摂取です。ビタミンAは牛乳やバターといった乳製品、人参やほうれん草に代表される緑黄色野菜、レバー、ウナギなどに多く含まれます。ビタミンB群の中ではビタミンB2なら乳製品や納豆、しめじ、ビタミンB6ではイワシ、サンマ、カツオなどの魚類、ビヨチンはピーナッツなどの豆類や魚類(イワシ、ニシン、牡蠣)、タマネギ・カリフラワー、梨・バナナなどに多く含まれています。
また、最近ではメラニンの形成を抑制する為にアミノ酸の一種であるL-システインとこれと協働するビタミンCを一緒に摂取できるサプリメントなども発売されています。こういったサプリメントを摂るのも、簡単ではありますが効率の良い毛穴の黒ずみケアと言えます。ただし、これはあくまでもメラニン型の毛穴の黒ずみについての対策ですから、皮脂や角栓による毛穴の黒ずみとは混同しないようにお願いします。
毛穴の黒ずみの形成要素としてあまり意識されていないものにお肌の水分量があげられます。「皮脂と毛穴の黒ずみ」と聞けば「いかにも」といった感じですが、今、これを読んでいる、あなたも実際、「毛穴の黒ずみと水分量」と聞いても、あまりピンと来ないのではないでしょうか。
詳しくは「毛穴の黒ずみと水分量」に譲りますが、この水分量の低下という問題は毛穴の黒ずみ対策として意外と見逃せません。十分にお肌が潤っていれば、仮に多少の角栓が毛穴に詰まっても、それが目立つ事はあまりないと言っていいでしょう。
ただ、気をつけて欲しいのは、単に「肌が潤っていればいいのか」と洗顔の回数を増やすことはしないで欲しいのです。洗顔のしすぎは反ってお肌の水分量を低下させる原因となり、それが毛穴の黒ずみの要因になってしまう事もあるのです。
毛穴の黒ずみについて、上記では水分量について触れましたが、毛穴の黒ずみケアを考える上で、もうひとつ知っておいて欲しいのが「加齢」についてです。
この項のはじめの方にも少し書いたのですが、年齢を重ねると、当然の事ながらお肌の弾力は失われてきます。新陳代謝も10代の頃に比べればピークは過ぎていますから、お肌のハリやツヤも無くなってきます。これは毛穴の黒ずみ要因としてでは無くとも、女性にとっての永遠の悩みといったところでしょうが、この「加齢」は誰にでも平等に訪れる事なので、ある程度は仕方ありません。
ただ、そうは言っても「歳だからしょうがない・・・」と何も対策を取らなければ、お肌は実年齢をオーバーして老化していってしまうものです。
毛穴の黒ずみと加齢の関係は、老化によって引力に耐えられなくなった皮膚が下方向に引っ張られる事で、もともとは円形に近いはずの毛穴が「楕円形」に広く拡げられてしまう事から始まります。
そこに皮脂や汚れを原因とした毛穴の黒ずみが出来てしまうと、そのブツブツは若い頃の毛穴の黒ずみよりも、楕円形に面積が広いだけ一層、目立ってしまうという悩ましい結果になってしまうのです。
この「たるみ毛穴」はどういった場所に出来やすいかといえば、皮膚のたるむ余地のない鼻などには起きづらく、皮膚のたるみが起きやすい頬やアゴなどを中心に作られてしまいます。
今晩にでも入浴時に鏡でチェックしてみて下さい。頬やアゴに以前よりも毛穴が目立ってきてはいないでしょうか?
この場合、毛穴の黒ずみが出来ているか、いないかよりも「以前よりも目立つようになった毛穴」が問題になってきます。もし、そういった異変に気付いたら(気にならなくてもある程度の年齢を重ねているなら)10代の頃とは違う、今の年齢にあった入念なお肌のお手入れを早急に始めなければならないかもしれません。
先述の通り、コラーゲンの積極的な摂取や就寝前のフェイスマッサージも効果的です。また、たっぷり潤ったお肌を長時間キープする為に、ヒアルロン酸などの保湿成分が入ったスキンケア商品を使用するもの「たるみ毛穴」対策として非常に有効な手段と言えます。
鼻の毛穴の黒ずみは特に目立つ
毛穴の黒ずみについて「あなたが特に気になる毛穴の黒ずみは?」とアンケートをとってみると、返ってくる答えの多くは「鼻」や「小鼻」なのだそうです。
鼻に出来た毛穴の黒ずみ、そのブツブツはとても気になり、目立ってしまう可能性も高く、とても嫌なものです。「イチゴ鼻」などとも言われてしまう、このタイプの黒ずみは、なぜ頻繁に鼻に形成されてしまうのでしょうか。
詳しくは「鼻や小鼻の黒ずみ対策は?」を参照して欲しいのですが、これには他の箇所と鼻との、毛穴の黒ずみ形成の大きな違いが様々な検証から分かっています。この形成過程の違いを理解するだけでも、気になる鼻まわりの毛穴の黒ずみ、そのケアの大きなヒントになる事は間違いありません。
鼻にできる毛穴の黒ずみについて良く聞くトラブルは、その黒ずみがあまりにも気になってしまって、無理に長時間の洗顔をしたり、強く擦り過ぎてしまった結果、お肌を痛めてしまったというケースです。このサイトでも再三、指摘している事ですが、毛穴の黒ずみは強く擦ったり、洗顔の回数を闇雲に増やせば改善するといったものではありません。その点を十分、注意して毛穴の黒ずみケアに取り組んで下さい。
毛穴の黒ずみ、そのケアについて、色々とお話してきましたが、やはり、一番の予防法は「毛穴の黒ずみを作らない為の正しい洗顔方法」と言えます。毛穴の黒ずみを作ってしまう物理的な要因は、その日の内に、キレイさっぱり除去してしまうに越した事はないと言う訳です。
ただし、この時に大切なのは、あくまでも毛穴の黒ずみに対しての「正しい洗顔方法」です。残念ながら、一般の人がするように洗顔フォームで普通にパシャパシャと顔を洗うだけでは、満足いく毛穴の黒ずみ対策にはなり得ません。
これには毛穴の黒ずみの原因を上手に、効率よく除去するための、幾つかのコツがあります。とは言え、それは、それ程仰々しいものではなく、しっかりマスターさえすれば、特に悩むこともなく、ケアについて問題となるような点もないはずです。多少、「慣れ」が必要ですが、これができれば毎日の洗顔だけでも十分、毛穴の黒ずみ対策として役にたちます。詳しくは「毛穴の黒ずみ、パーフェクト洗顔ガイド」をチェックしてみてください。
ガンコな黒ずみには「鼻パック」
毛穴の黒ずみは上記の「正しい洗顔方法」でかなりの確率で改善・予防ができるはずです。しかし、なかには、黒ずみがほとんど解消しない、また、多少はブツブツが目立たなくなった程度で、もう少し黒ずみを目立たなくしたい、など、そういった人もいるかもしれません。
毛穴の黒ずみに効果的な洗顔方法も、特に皮脂の分泌量が多いタイプの人、日常のストレスなどが原因でお肌の水分量が低下ぎみな人などは効果が出にくくても不思議ではありません。
そういったガンコな毛穴の黒ずみを抱えた人が、まず、頼りにするのが、小鼻の黒ずみケアとして市販で入手が可能な「角栓パック」「角栓シート」ではないでしょうか。
これらの商品は毛穴の黒ずみ除去専門に開発されたものですから、それ相応の効果は期待できますし、値段も手ごろなものがほとんどです。
ただ、これらの商品は使用方法を正しく行わないと、思いも寄らないようなダメージをお肌に与えてしまう場合があります。
私も試しに使ってみた事があるのですが、初めて使用した時は、鼻から剥がす時に、かなりの痛みを感じ、その後、数日間、鼻の頭が赤く炎症を起こしたような状態になってしまいました。私は一応は説明書きの通りに使用したつもりですが、こういった商品は使用する個人によって「合う・合わない」があるものです。
なかかな、除去できない毛穴の黒ずみに思い立って、こういった商品を使用する際には、あなた自身のお肌の特徴なども良く考えて、慎重に行うようにして下さい。毛穴の黒ずみケアが原因で、その黒ずみ以上に目立つような「赤み」が、最も人目に付きやすい鼻の頭に出来てしまったりしたら元も子もありませんから。
毛穴の黒ずみ、特に上記のようなガンコなものに対しては、「角栓パック」といったものが効果的なのですが、意外と大切なのが、使用した後の毛穴ケアです。
コマーシャルなどでもやっているのでご存知と思いますが、「角栓パック」を使用すると黒ずみは毛穴から、まるでシャンパンの栓でも抜くようにスポッと除去されます。これは、日頃から毛穴の黒ずみに悩まされていた人にとって、非常に気持ちのいい事ですが、問題なのはスポっと黒ずみが除去された後の毛穴の状態です。
「角栓パック」の使用後の毛穴は、実は開きっぱなしになってしまっています。これでは、せっかく黒ずみが除去されても、また元の状態に戻ってしまうのは時間の問題です。「毛穴の黒ずみを鼻パックで撃退」などを参考にしっかり毛穴ケアをして、お肌にダメージを残さないように心がけて下さい。
毛穴の黒ずみ解消、最後の手段は?
これは毛穴の黒ずみ解消の最後の手段といってもいいかもしれません。どうしても気になる毛穴の黒ずみを解消したいなら美容皮膚科で治療する選択もあります。それなりの費用は掛りますが、その分大きな効果も期待出きる方法だと思います。
美容皮膚科というとエステのようなものを想像するかもしれませんが、正規の資格を持った医師が医療行為として治療を行いますから、エステとは別物と考えた方がいいでしょう。
レーザーフェイシャル
ピーリング
インディバ
イオン導入
フォトFR(フォトフェイシャル・ラジオフリークエンシー)
トレチノイン治療
プラセンタ注射
ヒアルロン酸またはコラーゲン注入など
毛穴の黒ずみ解消のための美容皮膚科の治療といっても、このように様々な方法が存在します。あなたの症状にあった方法をお医者さんは選択し、くわしく説明してくれるはずですから、その内容を良く理解し、不明瞭な部分は何でも質問し、あなた自身が納得した上で治療を受けるようにしてください。
医療行為である以上、お肌に大きなダメージを与えるような医療ミスが起きないとも限りません。病院選びなどは、あくまで慎重に、全ては自己責任によって行わなければならない訳です。
美容皮膚科の治療によって、念願の毛穴の黒ずみのないピカピカお肌を手に入れることができた場合も、それでひと安心ではありません。そこからは、新たに毛穴の黒ずみを作らない努力をしなければ、数ヶ月後には元の木阿弥になってしまうのは目に見えています。お医者さんからあなたの肌質、年齢にあった治療後のアフターケアのお話もあると思うので、そのケア方法を実践して、「二度と毛穴の黒ずみなんか作らない!」くらいの意気込みで、日々のスキンケアに励んでください。